ただの日記

日記帳

自分にとっては「なぜ」ではなく「何を」が大事

今日はちょっとメモ的な感じで書いていこう。ゲーム作りの方はとりあえずUnityに触れてみて、なんだかんだでC#についてぼちぼちと知っとかなきゃいけないことが分かったので少しずつ進めています。試しにブロック崩しだけは作ったけど、まあこれはほとんどチュートリアルみたいなもんですしね。

 

 

さてさてこないだこんな記事を読んで思ったことがある。

toyokeizai.net

 

冷酷っていうか超合理的主義な経営スタイルってだけなんじゃないのかという感じがします、記事の中でも書いてあるけどさ。必ずデータに基づいて判断を下して、理由を突き組めてアクションをしていく。んで、それを自社だけではなく取引先の相手方にも求めている・・・と。そこには必ず最終的な顧客を最重要視するという目的というか理念が常にあるわけですね。結局大切なのは取引をする相手ではなく、自分たちの商品を買って、amazonというブランドを信頼してくれる消費者なんだと。

これはamazonというスーパーウルトラグローバル大企業だからこそできる芸当ですね、なかなか日系企業ではこうはいかないというか。いや、逆なのかな?こういう徹底的な顧客至上主義ができる企業文化・体質だからこそこれほどの規模の会社に成長できたんでしょうか。まあ、それは別にどっちでもいいか。

 

で、これを読んだときに一番引っ掛かったのが筆者がWBRと呼ばれるamazonの経営会議に出席した時のお話。お偉いさん曰く、

 

目標を達成しようがしまいが、それはどっちでもいい(というか達成できて当たり前、できないのが続いたらクビ・降格なんでしょうが)。その理由は何なのかを把握しとけよ。この数字がなぜ出たのか、どうして成功することができたのかがわかりさえすれば再現性があるからな、と。

 

amazon半端ねえな!

普通結果が出たら、「ヤッホー!成功したぜ~うれしいいいい!みんなほめてほめて」ってなります。少なくともわたしゃそうなる。「失敗は成功の母」という言葉があるように失敗したときに反省するのは普通です。失敗しても反省しないこともあるけどさ。

なかなか成功時にも冷静に、徹底的に「なぜ」を追求するのは大変なことでしょう。これはすごいなあ。こういう数字、データを常に見据えていく姿勢ゆえに一見冷酷にも思える経営スタイルになるのでしょう。

 

 

 

で、ようやくやっとタイトルの部分ですが、これを読んでいてこれってamazonという企業の目的が何なのかがはっきりしているからこその「なぜ」の追求なんだなと思いました。最終的にどうしたら顧客の満足度を上げることができるのか、そのためには常に膨大な取引のデータを読み解いてその背景を読み解いていかなきゃいけない。取引先の満足度を上げるのが仕事ではないし、単発の成功をつかみ取るのが成果とはみなされないんですね。「何を」がはっきりしているから「なぜ」という目的達成のための努力・分析には手を抜かないわけでしょう。

 

逆に私個人の事でいうと人生において目的がまっっっっっったく定まっておりません。何をしたいのかが全然ないというか。テキトーに生きているんですよねえ。ぶっちゃけ最近まで「なぜ」も「何を」も全然何にもありませんでした。実はちょっと苦しかったです。かるーくですが自殺とか考えちゃったりして。フヒヒ

でも行動原理としての「なぜ」は最近になっておぼろげながら見えてきたような気がします。というかそうなったのは去年なんですけどね。2017年中に7か月ほどニートとしてぶらぶらしてたんですけど、結局働きたくないとか何もしたくないとかいうわけじゃなく、自分が楽しめることを追求したいんだなということにようやっとたどり着きました。

 

何というか仕事観において、人には大まかに2種類あって

夢中になってやれる人(でも好きじゃない・充実感がないと全然頑張れない) or 好きとかではなくてもコツコツ淡々とやれる人

という分類があるのはわかってたんですが、このことについてやっと腑に落ちた感じがします。これまで自分は後者側の人間だと思ってたんですが、実は前者だったのかなと。いや、単純に2種類の生き方しかできないってわけじゃないんですが(別に仕事は仕事で淡々とやってそれ以外の時間で思いっきり好きなことやるとか)、「好きなことを探す」努力を全くしてこなかったことが実は自分にとっての大きなストレスになっていたのかなあと。

 

たぶん「これだ!」みたいなのが見つかったらすごく熱中するタイプなんだと思うんですが、無意識的に優等生ぶっていたというか、何かに夢中になることなく冷静にいなきゃいけないだとか、周りに気を遣って生きなきゃいけないもんだと思ってたんじゃないかなあ。そういう心理的な楔みたいなもんがなくなってようやくモラトリアムを抜け出したような、そんな感覚があります。24にもなっておそいよね~。ま、しょうがないです。今そうなったんだから今行動するしかないよね。

 

とりあえず半年以上ニートしていたのでまずはバイトから始めようかと思います。一応何件か応募してみたので、たぶん月曜日あたりには返信が来るのかしら。絶対にコミュ力落ちまくってるからなあ・・・親に甘えて生ぬるい環境で半年以上もダラダラ過ごしていたのでいろいろとヤバそうですが、まずは自分で稼げるようにならないと生意気なことも言えないので、四の五の言わずやっていきます。

 

最終的に熱中できるものが見つかれば、案外仕事は仕事で淡々とこなせるかもしれないので、そのあたりは肩ひじ張らずに行きたいなあ。