ただの日記

日記帳

店長になれと言われて

さっきまで屋根の上の雪下ろしをしていた。いやになるくらい降ったのにまだ雪が降りやがるもんだからもうさすがに疲れて疲れて、働いてないというのにこの疲労。ぶっちゃけフルタイムで働きながらこの雪の中で毎日出勤してる人たちはすべからく超人なんじゃないかと思う。今週からバイトが始まるわけだけど、まあなんとか落ち着くといいなあ。

 

んで雪下ろししているときに父と祖母が会話しているのが聞こえてきた。何やら俺の仕事について話しているらしい。あんまり詳しくは聞き取れなかったけど、どうも祖母はラジオだかテレビだかでなんかの店の店長の募集をしているのを聞いたみたい。なるほどね、店長か!ハイハイ。まあいい年した孫が8か月くらいも働きもせず家でゴロゴロしてりゃ心配もするわなー。正直最近本当に自分が早く自立しなきゃいけないんだと強く感じるようになってきた。世間体がどうとかいう事ではなくて(実際そういう気持ちも決してゼロではないけど)、親の老化を何かと事あるごとに実感するので、俺が稼げるようにならないとヤバいなあという感じで危機感をビシビシ感じるわけだ。それに金を自分で稼げないならばやっぱり何かを主張しようとしてもあまりにも説得力がない。だからまあ、祖母が俺の事を気遣って店長の募集をしていたことを言ってくれること自体はありがたい。ちょっとうざったい気持ちもあるけどそれを言うだけのカネ・仕事という実績を積んでこなかったので、こうやって仕事の紹介をしてくれることに関して俺が何か偉そうにいう事はできない。

 

でもちょっと待ってほしい。今の俺が店長になれるとお思いか?大した社会経験も積んでないクソニート、ようやく半ニート、半フリーターになりかけの俺が。はっきり言って無謀ですやん。何の店の店長かは知らんけど、店長ってのは店を代表して統括する立場ってことでしょ。確かに新卒1年目で何かのお店の店長になる人もいるでしょう。でもそういう人は基本望んでいくわけだよね。多少苦しくても耐えられる下地があるんだと思う。それでもダメな人もいるだろうに。少なくとも最近になってようやく「ああ、働かなきゃならんなあ」とか思っている俺なんぞがやれる業務内容とは到底思えない。

 

ぶっちゃけまず店長なんてのは体力がないと、とてもじゃないがやってけないのではないか。ばあちゃん、残念だったな。8か月もニートしてたやつで、何か特別運動してたわけでもない人間は体力が想像以上に落ちてるんだよ。まずこの時点でいきなり店の代表になれと言われても、下手すりゃ1週間で失踪する自信がある。いくら研修受けようとたぶん無理だわよ。

後は何故店長なのか。人手不足のこのご時世、人員が足らなくて接客業のお店では少ない人数で何とかやりくりしてヒイヒイ言って働きまくっているのだろう。友達のフリーターもかなり忙しそうにしてますよ。俺自身、まずそういう現場でバイトとして働いて資金を溜めるとか、社会復帰の一歩目(もう二歩目か)として利用するとかなら、アリだ。そういう「続く努力」ならば大歓迎なんだけど、いきなり店長採用されて馬車馬のごとくバリバリ働くような「続かない無茶」は自分はできない人種なんだと思う。これもワガママなんだろうが、ワガママ言えるうちは言ってやる。

 

ただ祖母の反応、これが世間からの俺への評価なんだろう。何でもいいからはよ働け!というやつだ。こう考えると両親はかなーり自分に気を遣って接してくれているんだなあ。とにかく月5万でのバイトはしながら次の一手をぎゃんぎゃん打ち出していかないといけない。それほどのんびりしている時間はないのかもなあ。ま、あんまり無茶をしすぎないように、深く考えすぎずに行動しまくろう。